働きすぎ? 更年期? 歳のせい?自律神経の乱れを整えてハッピー度を上げよう

ちょこ先生
最後に自律神経の乱れを整える、処方箋を紹介しています。時間がないかたは、最後の処方箋だけでも目を通してくださいね!

自律神経の乱れは肌の老化にもつながります

 

 よく耳にする「自律神経」という言葉。改めて自律神経とは何かというと、呼吸や体温、血の巡り、代謝など、体のさまざまな機能をコントロールする神経系の総称です。自律神経は活発に動くときに働く、交感神経と、リラックス時に働く副交感神経の2つで構成されています。

 交感神経が優位になり過ぎると、頭痛や肩こりといった体の不調が起きたり、イライラが募る、怒るっぽくなる、疲れを感じやすくなるといったことが起こりがち。また日中、動くべきときに副交感神経が優位になると、眠気ややる気が起きる気持ちがスポイルされたりということも。

 自律神経の乱れは、体だけでなく、お肌や心の状態まで影響するので、いずれにせよ、交感神経と副交感神経が良い形でバランスをとることが大切です。

自律神経が乱れると・・・

  • 肌が荒れやすくなる
  • 便秘になりやすくなる
  • だるい、やる気がおきない
  • 頭痛、肩こり
  • イライラする、怒りっぽくなる

などなど、体、心、お肌と、あらゆるところにトラブルが起こりやすくなります。

年齢とともに女性ホルモンの分泌量が減り、自律神経は乱れやすくなる・・・

 行動するときに活発になる交感神経と、リラックス時に働く副交感神経は、時間帯によって優位になるバランスが変化します。ほどよい、バランスは、朝目覚めたときから徐々に交感神経が優位になっていき、副交感神経は下がっていきます。夜から就寝に向かって、交感神経は下がっていき、副交感神経が高まっていく・・・というのが理想的。

朝から夕食の時間帯まで → 交感神経>副交感神経

夕食の時間帯から就寝まで →交感神経<副交感神経

 でも、年齢とともに副交感神経が下がりやすくなり、自律神経は乱れやすくなっていきます。とくに女性の場合は、年齢を重ねていくたびに女性ホルモンの分泌量が減少するため、副交感神経が働きにくくなり、自律神経が乱れやすいのです。このことは聞くまでもなく、年齢とともに、体が疲れやすくなった、眠りが浅くなった、手足の冷えがより気になるようになった、頭痛、肩こりがひどくなったなど、自分の体や心の声から実感している方は多いのはないでしょうか。

ダラダラした生活、真逆の忙しすぎる生活は、自律神経が乱れる原因。

 

 つまり、

 朝、ぱっちり目覚めて、日中は元気に動け、夜は心地よいリラックスができる!という生活が自律神経が乱れないライフスタイルなのです。

 というのは、百も承知、それができないから、余計にイライラが募り、怒りっぽくなりませんか? 事実、以前の私自身がそうでした。夜は夜で雑用やら家事などがあり、時間に追われ、お風呂にゆっくり入りたいのに、シャワーで簡単に済ませるしか時間がなく。慌ててベッドにもぐりこむも、すぐに寝付けず。

 朝は朝でブラックコーヒーを流し込み、だるい体にムチをウチ、日中は働く。お昼ご飯を食べると眠気に襲われて、なんとなく頭痛もしだして・・・

 いっぽうで、すぐに寝られる状態なのに、テレビやインターネットを深夜まで見て、睡眠時間を削ってダラダラと夜のオフを楽しんでいるかたもいるでしょう。これ、ときどき私自身もやってしまいます。撮りだめをしたドラマや映画など見始めると止まらなくなり・・・

 自律神経を整えるには、規則正しい生活が大切。でもこれが一番難しい。当たり前のコトがなかなかできないから乱れまくるわけです。

体は疲れる、心はいつもイライラ。そんな悩みを持つかたへの処方箋

①まず、深呼吸! 基本だけどこれが大事

4秒で息を吸いこみ、8秒かけてゆっくりと息を吐きます。これを2~10回以上繰り返します。なかなか寝付けないと言う方は、活発なときに働く交感神経が優位になっている可能性があるので、深い呼吸を意識的に行って、副交感神経を高めていきましょう!

②肩、首をまわしてリラックス

首回し

両手のひらは両肩に置き、首をゆっくり回します。息を吸いながら前から後ろへ、息を吐きながら、後ろから前へ。左右2~5回行います。

肩回し

続いて、両手を肩に添えたまま、両肩を前から後ろ、後ろから前へと5回ずつ回しましょう。

③背骨を伸ばして丸めて、背中の緊張をほぐす

息を吸いながらアゴをあげて目線は上へ背骨を反らせます、息をゆっくりと吐きながら背中を丸めて、目線はおへそ辺り。これを3~5回繰り返します。背骨を反らせたときは胸を大きく開き意識をしましょう!

このストレッチは猫背改善にも効果的です。

1に呼吸、2に呼吸、3,4が無くて、5に呼吸!!!

  結局のところ、もっとも大事なのは呼吸です。忙しくて時間がないときも深い呼吸なら意識的にできるはず。

 朝起きたときは、体を伸ばしながら大きな呼吸。寝る前はベッドの上で鼻呼吸でゆったりと、ゆっくりと。

 まずは深い呼吸を意識的にすることから始めてみてくださいね!

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