●ポーズ解説について。こんな方におすすめ!・・・グループレッスンをしていてもいまひとつ、自分のポーズが合っているかどうか不安。分からない方、ビギナーの方。
●教える人・・・ゆるやかなトレーニング、シニア向けの指導をしているインストラクター
椅子のポーズ(ウトゥカターサナ)の解説
[椅子のポーズの主な期待できる効果] 太ももの引き締め、体幹の強化、腹横筋のストレッチ
[椅子のポーズのポイント]遠く離れた椅子に腰をかけるようなイメージで行うとやりやすい。足裏でしっかりと床を踏みしめ、骨盤底筋群をしっかりと使うことがポイント
椅子のポーズのチェックしたいポイント!
上記の写真について解説します。
●押さえたい基本●
①足裏はしっかりと床につけ、カカトに重心を乗せて、つま先は浮かないように正面に向ける
②お尻は遠くの椅子に座るかのようなイメージをして、太もものつけ根から後ろへ引く
③肩と耳を遠ざけ、両腕は肩先からまっすぐ上へ伸ばす。(まっすぐ頭上へ両腕を伸ばせない方は、写真を参照に伸ばします)
④背中はまっすぐをキープ
椅子のポーズの間違いがちなポイント、改善ポイント!
おなかの力が抜けないよう注意!
椅子のポーズが苦手な人、できていない方は、おなかの力が抜けている人がことが多いです。
おへそは背中に近づけるようにイメージして、おへそから上のおなかは、胸に引き上げる意識をし、おへそから下のおなかは、下へ伸びていくようなイメージをします。緑色の⇔を参照
骨盤底筋群をしっかりと使う! 尿漏れにも効果が期待できる筋肉群です
骨盤の底の部分に膜のように張り巡らされている筋肉が、骨盤底筋群。この筋肉が弱まると、軸がぶれやすくなり、真っすぐな姿勢が保ちにくくなったり、尿もれの原因にも。若い女性でもくしゃみで尿がもれそうになる、漏れる方は骨盤底筋群が弱くなっていることが原因の場合も。
イメージは、
オシッコをしているときに途中で我慢して止めるようなときに骨盤底筋群を使えているといわれています。このとき、お尻の筋肉は固くせず、お尻は力を入れないようにします。(写真ではオレンジ色の→です)
なかなか意識するのが難しい筋肉です。
意識するための骨盤底筋群のトレーニングの仕方は別のコラムで紹介します。
椅子のポーズができない方へ。見本をまねる必要はありません!
ポーズはまねをするだけでは、まったく意味を成しません。ヨガで効果がない、体が変わらない大きな原因のひとつは、体の部位を意識せず、筋肉を使っていないこと。
ひとつずつ、ポーズを見直していき、ヨガで効果がでないという考えからの脱却。正しい姿勢で、アライメントで体を使えば、効果は期待できます。
10人いれば10人とも、いまの体の状態に見合った正解のポーズがあります。必ずしも、写真のような完成系を目指す必要はありません。今の自分に見合うポーズを見つけることも大切です。
出来ない方は、壁を使って練習しましょう!
背中を壁につけて、膝を直角に曲げます。両腕は頭上に上げて耳の横に。
ポイントは背中をまっすぐにさせて維持することです! できるところからはじめて、椅子のポーズを楽しんでくださいね!(^^♪
困ったときはパーソナルレッスンを受けるのも正しい選択のひとつ。コロナ禍のいま、プロがおすすめする、オンラインレッスンはこちらへ
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