思い通りの自分の人生をかろやかに歩くための奥の手
あれこれもんもんと考えてしまう、悩みごとや不安や言い訳・・・。いろんな雑念は、あなたの心のあしかせです。それを手放すことからはじめましょう!
痩せたい・・・何か、副業をはじめたい・・・
あれもしたいこれもしたい、でもできない。
そんな自分にもんもんとし、嫌気がさしている人はいませんか?
逆に周囲があれこれ充実している様子をみて、あせりばかりが先行して何もできない自分に苛立ちを感じている人はいませんか?
近ごろ、ミニマリストという言葉も浸透し、家の片付けや余計なものを捨てるのが流行していますが、一番片付けが必要なのは、あなたの心です。
無意識の中での暴走があなたのお疲れの原因かもしれない
ヒトは一日に6万回も意識決定をし、
ヒトは95%、ほぼ同じことを考えているといわれています。
さらにヒトの脳は2割が意識でき、
残りの8割は無意識の中。その無意識化で脳は暴走するといわれています。
意識していないところで、8割があれやこれやと考えが暴走し、日々同じことを考えてどんどん脳の疲労が蓄積していっているのです。
無意識で起こっている暴走は、意識することができないので、気が付いたときには、いつのまにかぐったりと疲れ切ってしまうのです。
心の整理整頓、心のお片付け
何をしたらいいのか混乱したとき。
よくわからないまま、あせりが生じたとき。
何も起きていないのに、イライラが止まらないとき。
そんなときは、心の整理整頓、心のお片付けが必要な合図。余計な思考のリセット、思考ダイエットをするタイミングです。
思考のダイエットをすれば、優先順位を決めるスピードが上がります。
何をすればよいのか、何から取り組めばいいのかが明確になってくるのです。
もちろん、部屋の片づけから入る方法もあります。そのときは雑念を捨て、無我夢中でかたづける。無我夢中に、集中して片付けができないのであれば、無意識での暴走で疲れ切っている証拠。
心の整理整頓からはじめたほうが、実際のリアルなお部屋のお片付けもしやすくなるはずです。
心のお掃除に役立つのが“呼吸”。
心がざわざわして、落ち着かないとき。
イライラ、不安、あせり。
そんなときは、呼吸で心のざわつきを沈めます。
だまされたと思って、下記のことを試してみてください。
①床に仰向けになり、両膝を立てます。
②目をつぶって両てのひらはおなかの上に置きます
③鼻から息を吸って、ゆっくりと口からふぅーと息をはく。これを3回繰り返します
④鼻から息を吸って、、、、鼻から息をすぅーと吐く。これを3回繰り返します
⑤両脚を伸ばせるようなら脚を伸ばして、自分が心地よく感じる脚幅に広げます
⑥鼻から息を吸い続けて約4秒、鼻から息をゆっくりと吐きながら約6秒、これを気持ちよくなるまで繰り返します
目安は10回(それ以上でも気持ちよければ続けます)
あなたの意識はおなかに集中。息を吸っておなかが膨らみを感じて、息を吐きながらおなかがぺちゃんこになる、おなかが膨らみ、ぺちゃんこになっていくことだけに意識を向けます
呼吸が深くなればなるほど、カラダとココロがふわっとゆるんできます。
気がつきましたか? これは瞑想です
呼吸は自律神経を整える方法のひとつです。
そして呼吸法は瞑想のひとつ。
意識をおなかに向けることで、一点に集中することができます。
これはサマタ瞑想という方法のひとつ。
サマタ瞑想は特定の対象物、1点に集中させて行う瞑想法です。
瞑想は、無意識で心が暴走する思考をとめることができるといわれています。
自分でもコントロールすることができない無意識に働きかけ、思考の暴走を止めることで、心が穏やかになる効果が期待できるのです。
日々の心のお掃除に、今回紹介した、瞑想レシピ、ぜひ試してみてくださいね。